就職氷河期難民はペ・ドゥナファンクラブとして生まれ変わりました。?なんとなく青春「リンダリンダリンダ」
「リンダ リンダ リンダ」
女子高生がブルーハーツ。ボーカルは韓国からの留学生!? 文化祭の浮かれた熱気の中、初期衝動を爆発させる女子高生たち笑って、泣けて、キュンとくる21世紀型青春バンド・ムービーの誕生!
女子高生がブルーハーツを歌うだけの映画。
中身がないだの盛り上がりがないだの言われているが、ドラマを盛り込まない脚本と演出は意図的なものである。徹底的にドラマを排除した展開には逆にスノビッシュな印象さえ感じさせる。韓国の女優であるペ・ドゥナに留学生という役を与えているにも関わらず、そこを広げていかない。「ただ留学生がいます」というだけの配役である。一応主人公らしいが、ブルーハーツを歌う女子高生たちのたいしたことの無い話のガジェットにすぎない。ペ・ドゥナが告白されたりするシーンがあったり、香椎由宇の元カノが出てきたりするシーンがあるが、ドラマチックになりそうなシーンにはことごとく距離が取られている。
青春物というと「若者はかくあるべし」という説教や、「ありのままの若者を描こう!」として青臭さを表現してしまいがちである。しかし、リンダリンダリンダで描かれている青春は女子高生がなんとなくブルーハーツを歌うだけでも青春なんじゃね。ということであり、劇中達も別段、自分達が青春真っ盛りであることを意識していないのである。
それが一番顕著に現れているのは冒頭のインタビューシーンである。女子高生が臭い台詞を吐くのだが、明らかにしらけきっている表情には青春なんていうものは大人が懐古心で語るものであり、当の本人達にとっては大したことはないのであるな。ガキのくせに臭い台詞に白けたりなんとなくブルーハーツ歌っているうちに青春なんて過ぎてしまうのだ。
余もたまに青春してえええええええ!!と思うときがあるが、振り返ってみれば「今と大して変わらなくね?」(労働しているが)ということを感じさせる映画であった。
今更青春したい人にはお勧めの映画である。
女子高生がブルーハーツ。ボーカルは韓国からの留学生!? 文化祭の浮かれた熱気の中、初期衝動を爆発させる女子高生たち笑って、泣けて、キュンとくる21世紀型青春バンド・ムービーの誕生!
女子高生がブルーハーツを歌うだけの映画。
中身がないだの盛り上がりがないだの言われているが、ドラマを盛り込まない脚本と演出は意図的なものである。徹底的にドラマを排除した展開には逆にスノビッシュな印象さえ感じさせる。韓国の女優であるペ・ドゥナに留学生という役を与えているにも関わらず、そこを広げていかない。「ただ留学生がいます」というだけの配役である。一応主人公らしいが、ブルーハーツを歌う女子高生たちのたいしたことの無い話のガジェットにすぎない。ペ・ドゥナが告白されたりするシーンがあったり、香椎由宇の元カノが出てきたりするシーンがあるが、ドラマチックになりそうなシーンにはことごとく距離が取られている。
青春物というと「若者はかくあるべし」という説教や、「ありのままの若者を描こう!」として青臭さを表現してしまいがちである。しかし、リンダリンダリンダで描かれている青春は女子高生がなんとなくブルーハーツを歌うだけでも青春なんじゃね。ということであり、劇中達も別段、自分達が青春真っ盛りであることを意識していないのである。
それが一番顕著に現れているのは冒頭のインタビューシーンである。女子高生が臭い台詞を吐くのだが、明らかにしらけきっている表情には青春なんていうものは大人が懐古心で語るものであり、当の本人達にとっては大したことはないのであるな。ガキのくせに臭い台詞に白けたりなんとなくブルーハーツ歌っているうちに青春なんて過ぎてしまうのだ。
余もたまに青春してえええええええ!!と思うときがあるが、振り返ってみれば「今と大して変わらなくね?」(労働しているが)ということを感じさせる映画であった。
今更青春したい人にはお勧めの映画である。
スポンサーサイト